業務と工事について電子納品全般の規定となる要領(案)があります。これは、成果品の種類に応じて要素となる基準(案)で構成されています。
これらの基準は、電子成果品を作るための内容の規定や、再利用を目的とした管理情報について記載されています。これらは電子納品を行う
上で重要な情報となります。
<電子納品要領(案)と各種基準の関係>
設計、調査、測量、地質業務については、土木設計業務等の電子納品要領(案)をもとに電子成果品を作成します。CAD製図基準(案)や
デジタル写真管理情報基準(案)、地質調査資料整理要領(案)は、納品する成果物により、これに準拠して作成します。図面を納品する場合
は、その作成方法はCAD製図基準(案)に従って作成します。写真を納品する必要がある場合には、デジタル写真管理情報基準(案)に
従って作成します。地質調査業務の成果品は、地質調査資料整理要領(案)に従って作成します。
工事については、工事完成図書の電子納品要領(案)をもとに電子成果物を作成します。業務と同様に成果品の種類によって摘要される
基準が異なります。打ち合せ簿などの成果品は、工事完成図書の電子納品要領(案)に従います。
図面成果品に対しては、CAD製図基準(案)、工事写真に対しては、デジタル写真管理情報基準(案)が適用されます。
これらの要領案等は、CALS/ECのホームページでPDFファイルをダウンロードできます。
http://www.nilim-ed.jp/calsec/tekiyou.htm
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